こども達にお腹いっぱいになってほしい。
こどもが買える価格で、”ごちそう”と思ってもらえる商品にしたい。
創業者にとってこども時代の”ごちそう”であったカステラを参考にし、フワッと軽い食感のカツ商品を目指しました。またしっかりと脱油の工程を入れ、いっぱい食べても胃もたれしにくい仕上がりにしました。
機械の独自設計、魚のすり身の使用など、いろいろな試行錯誤を繰り返して大量製造・低コスト化の研究をしたそうです。
こうして完成したのがビッグカツ。「この商品でこどもたちに喜んでもらい、会社も”ビッグ”にしたい」という創業者の思いから名づけられました。
ビッグカツについて
“プッチン”との出会い
元々はいかを甘く味付けしたり、フライしたりと、いか加工を主な事業領域としていました。しかし、いか原料が手に入らなくなったことで変革に迫られます。
原料を探している中で出会ったのが“プッチン”と呼ばれる魚肉のすり身をシート状に成型して焙焼したものです。私たちは魚肉のすり身をブロックで仕入れ、ガーリックパウダーやブレンドソース、カレー粉、オイスターソースなど独自の配合で味付けし、お肉の風味に近づける工夫をしています。
プッチン作り方を動画で紹介!
ビッグカツの登場
発売当時は串にささったカツがポットに入って1本10円と、量り売りのスタイルで展開しました。
珍味の販売が強かったため酒販店を中心に広まり、お父さんのおつまみとして普及。徐々におうちで子供も一緒に食べるようになり、駄菓子屋さんやスーパーで売られるようになりました。
美味しさの秘訣
魚のすり身から自社で一貫製造。本物のカツを目指し、全ての工程にこだわりと工夫を持って開発・製造しています。日々変わる原材料の物性に合わせ製造方法や配合を調整、安心安全の商品づくりを心掛けています。
またビッグカツシリーズに使っているタレは全て手作り。プッチン、衣との味のバランスを考えた配合で、丁寧に日々タレづくりを行っています。