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- 株式会社すぐる・株式会社スグル食品
代表取締役 - 大塩 俊
私の父である創業者が掲げた「限りある資源を有効に活かし、新たな食文化を拓く」という経営理念は今もなお当社の基礎となっています。
食とは生命維持のために不可欠なものですが、現代社会においては人の生活や心を豊かにする文化とも呼べるものです。それは人の創造力や努力によって拓かれる未知で無限の領域に他なりません。
親しい人との語らいの場、おひとりで楽しまれる趣味の時間、仕事の合間にちょっとブレイク……、そんな日常のなにげないひと時に私たちの商品が彩りと潤いをプラスする。それが私の願いであり当社の存在意義だと思います。
当社は昭和・平成・令和とロングセラー商品を軸にしながら、常に新たな創造に挑戦を続けてきました。これからも変化し続ける生活シーンに新たな彩りを潤いをプラスする、食文化のパイオニアをめざしてまいります。
株式会社すぐる・株式会社スグル食品 代表取締役社長
すぐるの背景
“プッチン”との出会い
元々はいかを甘く味付けしたり、フライしたりと、いか加工を主な事業領域としていました。しかし、いか原料が手に入らなくなったことで変革に迫られます。
原料を探している中で出会ったのが“プッチン”と呼ばれる魚肉のすり身をシート状に成型して焙焼したものです。「この“プッチン”をいかの代わりとして活用できないか」と考え、現在当社の主力商品として販売されているビッグカツやいか味天、いかサーティが開発されました。
原料を活かした幅広い商品展開
この“プッチン”を内製化するにあたり、魚肉のすり身をブロックで仕入れます、このすり身を活かして、かまぼこであったり“がんす”と呼ばれる広島名物のお惣菜等へも商品ラインナップを拡大させていきました。
この経験から培われた精神が、当社の「限りある資源を有効に活かし、新たな食文化を拓く」という経営理念の根幹となっています。